【序】

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目の前にはノラの黒猫が一匹、不格好ながら毛布にくるまって息絶えている。 なぜ朝っぱらからこんなとこにいるのかといえば。 呼ばれたのさ。 この黒猫に。 ……いやいやいや。 勘違いすんなって。一応断っておくぞ。 俺は別に危ない奴じゃねぇ。
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