プロローグ

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「のぅカズ」 「あ?なんや」 「海って綺麗なぁ」 「せやな」 真っ黒な夜の海を私とカズは見つめていた、もちろん真っ黒なのでなにも綺麗ではなかった 「波がええ感じの音や」 「癒されるのぅ」 「のぅカズ」 「今度はなんやねん」 「ワシらいつまでこんなことやってんねやろ、もうすぐ18やで」 私はキズだらけの顔でカズを見て笑った 「一生ゴンタでええやろ」 カズもキズだらけの顔で笑った
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