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美沙「あ、はい!!すみません!!」
理恵「ごめんなさい……」
美沙<ほらぁ…>
理恵<だっ、だって…>
軽い復習をやって授業は終わった。
理恵「あぁ、つまんなーい!!」
美沙「でも、かっこよかった……」
理恵「はい?……どこが?」
美沙「あの、キリっとした目……あの透き通った声………」
理恵「美沙……マジ?」
美沙「なんか、あの先生の言葉聞いてると、気持ちがホワホワするんだ……」
理恵「もしかして…………【恋】?」
美沙「かなぁ…あの眼鏡……」
理恵「眼鏡!?」
美沙「掛けてたよ……気づいたの終わった後だけど」
理恵「美沙って、纏めると【年上、スーツ、眼鏡】が鉄則だね……」
美沙「…!!」
理恵「【なんでわかったの!?】って顔ね……フフッ」
美沙「理恵はなんでもお見通しだぁ」
理恵「ハハハッ!!崇め、奉れ!!」
美沙「ハハァ!!」
「よくそんなバカなこと出来るよな?」
理恵「ん!?」
美沙「あ……」
後ろを振り返ると、背の低い【弟系】の男子がいた。
理恵「瀧本!!」
瀧本「なんだよ?なんか悪いこと言ったかよ?」
彼の名前は瀧本信二。
理恵とライバル!!
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