俺の朝

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太陽が光り輝き清々しい朝。 鳥はさえずり、会社に行くお父さん達がちらほらと見える早朝。 そんな普通の朝にいつも俺は悩まされている。 「ぅーん、なんか体が重い」 俺はいつものように目覚ましが鳴る少し前に起きた。すると何故か体が重く感じる。まぁ、これもいつもの事なんだが……。 「あぁ、やっぱり。おい美穂、起きろよ」 俺の体に覆いかぶさるように寝ているのが我が妹『美穂(みほ)』だ。俺は優しく揺らしながら起こそうとした。だが右手が動かない、いや上がらないと言うべきか。 「香奈もか、というかなんでこいつらはいつもここで寝てんだよ」 右腕を枕にして寝ているのはこちらも我が妹『香奈(かな)』かわいらしくちいさく寝息を立てて寝ている。 この状況がうらやましいと思う人もいるのだろうがそれは違うぞ。お前らは理性を守るのがどれだけ大変か知らないからそんなことが言えるんだ。
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