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振り返ると
日向くんが息を切らしながら走ってきた
「何?」
「ハァハァ…えっと…」
何よ?
日向くんはなにやら一生懸命言葉を考えている様子だった
そしてバッとこっちを見て
「あの…よければ友達からでも」
あ~~もう
あたしはなんかイライラして
日向くんに近づきゴツゴツして大きな手を取った
日向くんはビクッとしたと思うと一気に顔が赤くなる
あたしは長身の日向くんを見上げ
「付き合ってもいいよ」
その時の日向くんの嬉しそうな笑顔にあたしのハートはわしずかみされました
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