5409人が本棚に入れています
本棚に追加
数秒後
やっと頭が回転した時は
先輩に壁に押し付けられていた
「お前ほんと鈍感
お前の事まだ好きなんだよ
それなのに彼氏とか…しかも暗い男だし
ムカつくんですけど」
「やっ!」
先輩はあたしの首筋にキスをした
その瞬間寒気がした
「なぁ
稚夏…最後にキスさせて?お願い」
何が最後だ!
お願いとか聞くわけないし!
抵抗すると両手ふさがれ動く事が出来ない
先輩の顔がゆっくり近づいてくる
「いっいやぁ!」
ドコッ
「うっ」
ズサ
鈍い音がしたと思ったら
先輩が痛そうに背中を抑え倒れていた
そして前をみると
「春名さん!大丈夫だった!?」
うそ…
「日向くん…」
最初のコメントを投稿しよう!