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平安時代の役人で、遣随使であった小野妹子の子孫です。
系図を紐解くと、小野小町の祖父とされていますが、息子である良真の年齢を考えると矛盾が生じますので、小町の血縁とするのがしっくり来るかと思います。
さて、彼がどんな人かと言いますと…
身長は180㎝オーバー、法に明るく文才は天才的、非常に頭が切れます(宇治拾遺物語にそのエピソードが掲載されていますヨ😃)
遣唐副使に任命された際、遣唐正使と仲違いし病気(仮病)を理由に職務拒否した上、朝廷を批判する詩を詠んだ為、隠岐へ流されました💧
まあ、良くも悪くも自分を持っている人ですね。
また、篁は不思議な伝説が多い人でして😃
冥府で閻魔様の補佐をしていた…という話が伝わっています。
普通は死して冥府へ行くのですが、篁は生きたまま閻魔庁へ行き反魂を行ったり、「源氏物語(前半の光君の話はレディコミと言っても過言じゃないですもんねぇ💧)」を書いた為に地獄に落ちた紫式部を、閻魔様にとりなした事もあり「生き閻魔」と呼ばれるようになりました。
その話を裏付けるかのように、京都の東山六道珍皇寺に『冥府下りの井戸』がありますので、興味のある方は訪ねて見て下さいね😉
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