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暫くたった頃、所長が亮を呼び、組織の人達から聞いた話しを、亮に本当かどうかの確認をした。
亮は私とは付き合って居たが、結香とは付き合ってないと断言をしたらしい。
そして結香に対して、同行の回数や個人的に飲みに行く事は今後しないと約束し、もう一度だけチャンスを下さいと亮は所長に頭を下げた。
所長は
『人の信頼を取り戻すのは容易い事ではない。本当に頑張らないとお前のサラリーマンとしての今後はない』
そう言ったらしい。
私と由美はその話しを聞いて、亮は結香の事は嘘を付いていたが、あえて何も言わなかった。
もう関わりたくないのが
本音だった。
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