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とある中学に通う自分、MIB。15歳。
中学3年生になった。僕は進学をするつもりだ。
「お~い❗MIB❗二者懇談をするぞ❗」
「あ~…はい」
S先生に呼ばれ、僕はだらし無い返事をしながら、教室の先生の机に向かった。S先生は当時流行っていた芸人『テツandトモ』のテツに似ていて髪型まで同じな人だ。まだ、30代前半の若い男の先生で、気さくでおもしろい人で生徒に人気があった。
二者懇談が始まった。先生とは皆友達のように気軽に話ができる。
「高校は決めたか?」先生にそう聞かれ、僕は困った。
今の時代高校に進学するのは、世間では当たり前にだが、中にはいろいろ事情があり、行きたくても行けない方がみえるので、行かして貰える自分は幸せ者である。
高校にはもちろん行くつもりだったが、まだ3年になったばかり。進路の事を考えるのは早過ぎじゃないか??
と思っていた😁←世の中を舐めていた
「え😓…まだ、決めてないです‼」
自信満々に答えた😁
「え⁉高校行かないの?」先生は驚きながら言った。
「進学しますけど、まだ3年になったばかりなのに早過ぎじゃないですかΣ( ̄□ ̄;」
僕は困惑しながら言った。
「そんな事ない❗」
先生にそう言われ、「よく考えてからまた相談します😓ありがとうございました」
そんなやり取りをしながら二者懇談会は終わった。
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