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一旦落ち着いて理由を聞く事に
「理由は」
「「「理由は?」」」
「あたしだけ除け者なんて嫌だから」
がっかり感が否めない、理由が簡単すぎる
「そ、それだけ?」
「うん」
「だけど香奈…魔王協会ってのは危ないんだぞ?」
「わかってる…」
「なら何で」
「みんな色々危ないことしたりして生きてて、あたしだけ浮かれてのんびり生きてるなんて知ったらなんか…嫌だったから…」
「浮かれてていいんだけどなぁ。俺や零治は特殊だし汚い仕事はさせられるし…魔王協会に入っても香奈ちゃんが汚れるだけなんだよ…なぁ零治…」
「それにお前が来たって何にもできないぞ。魔人でもなけりゃ特殊な能力や、ずば抜けた何かがなければ入れない世界なんだ。」
「香奈ちゃん。今まで隠してたことは謝る。だけどこればっかりは」
「大丈夫!!あたしやるから!」
「どこから湧いてくるんだその自信は…」
「あたしが上に取り合ってあげようか?香奈」
どこから現れたのだろうか早苗が登場した
「早苗も、魔王協会に?」
「うん、課長やってる。あたしは魔王協会の中にいる純粋な人間の1人♪」
ジーッと3人を睨む目は鬼より怖く言いたいことはわかる。
なんで人間の早苗が魔王協会に入っているのだと。
「早苗は入社テストをALL100点を叩き出している零治の言うずば抜けた何かの1人なんだ。」
「それでもやる?香奈」
「やる」
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