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零治の部屋。
カーテンを締め切り部屋を暗くし部屋の真ん中で正坐をし始めた。
「………」
静かに呼吸をゆっくりゆっくりと吸ったり吐いたりの繰り返し。
零治の目の前には一本の黒い刀が置いてある。
それがさっき零治が言っていた斬首刀。
名前の通りに首を斬る刀。
とても重厚感ある色艶をしているが零治は軽々と持ち上げた
「よし、いいな斬首刀…」
目を開けカーテンを開き、空を見上げるとまだ陽は高かった。
「夜まで寝るか…ちょっと早く起きすぎたな」
そのままベッドに倒れ込み夜まで寝ることに。
「…………」
目を瞑った3秒後。
「遅刻だぁぁぁぁ!!!!」
今日で何回目だろうか、また香奈が叫んで暴れている
(うるさいやつだな…)
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