*康平Side*

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  「あら、康平くん? 久しぶりー」 少し高い声の主は優那母。 「お久しぶ…」 「お母さんにかわってくれるー?」 康平が言い終わる前に、優那母が話し出した。 おばさん、ちゃんと最後まで聞こうよ。 まだ優那ちゃんと話してたのに… 「……はい」 そう言って軽く溜め息をつき、母親にかわると、康平は部屋に戻った。 それ以来、電話をする事も、会う事も無かった。
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