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「優那ちゃ…」
「「おはよー!!」」
優那の方へ走っていく女子の声が、康平の声をかき消した。
康平に気づかず、"おはよう"と笑顔で彼女は答える。
「あっ、優那ちゃん!」
「おはよう!」
「可愛いなあ…」
次々と人が集まってくる。
めっちゃ人気じゃん…
俺、あの中入れねー…
っていうか、みんな優那ちゃんの扱い方違くないか?
頭の中に疑問ばかりが浮かぶ。
優那の方をしばらく見ていると、"あっ"という顔をして近づいてきた。
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