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「白崎くん、おはよう!」
優那の言葉に康平は固まった。
白崎くん…?
何で名字?
康平は、"おはよ"と消えてしまうぐらい小さく呟いた。
「いいなあ、康平。
三神さんに声かけてもらってさー」
後ろから文句を言っているのは、野本健太だ。
眼鏡が似合う、パソコンオタク
。
「今日一緒に帰れる?」
そんな健太を無視し、優那に言った。
その瞬間、ざわついていたのが一気に静まり返った。
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