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父の部屋は何故か広い。
テニスコート半面ぐらいあり、そこらじゅうに本があり何故か絵本から六法全書まである。
しかし、黒時が読むのは違う、部屋の奥に大事そうにしまってある分厚い本。
題名は
「魔術の手引き」
など非現実的な物ばかり、最初は興味本意で読んでいたが、意外に面白く、今では本に書いてあるたいがいの事が出来るようになっていた。
黒時「どれにしようかなぁ~、・・・ ?、何だこれ?」
一冊の本を手に取ると、それには題名が書いておらず、背表紙もなかった。
開いて見ると、魔法陣が一つ書いてあるだけだった。黒時「?」
不思議に思い魔法陣に触れると、急に魔法陣が輝きはじめた。
黒時「何なんだよこれ、一体どうしたってンだよ!」
すると、急に睡魔が襲って来て、そのまま意識を手放した。
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