~第一章~

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(・・・ろ・・・よ) 誰だ? (お・・ろ・・・じよ) 誰か、呼んでる? (起きろ、主よ) 黒時は、重い瞼をゆっくりと開けた。周りは、一面白だった。 その世界には黒時と、黒い鎧を着たごつい人を先頭に、同じような色違いの鎧を着た人達が全部で、七人ほどいた。 黒時「あんた達は、誰だ?」 (我が名はシャドウ) (私はシャインよ) (俺はイフリートだ) (わたくしはウンディーネですわ) (わしはヴォルトじゃ) (僕はシルフだよ) (僕はバハムート) 黒時「ご丁寧にどーも、俺は、」 シャドウ(紅 黒時、であろう) 黒時「俺はあんたみたいな知り合いは知らないぞ」 バハムート(主が知らないだけだよ、僕達は主が子供の時からずっと一緒だつたよ) 黒時「バハムート、だったっけ?」 バハムート(うん、覚えてくれてありがとう) 黒時「さっきの話詳しく教えてくれないか?」 シャドウ(その話は、また今度だ主よ、もうじき着く) シャドウがそういうと、急に目の前が暗くなってきた。 バハムート(またね、主) シャドウ(またすぐに会うだろうが、また会おう主よ) 黒時「ちょっと、待、て」 そこで黒時は、意識を手放した。
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