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ビー!ビー!ビー!
俺達が歩いてあると、突然、警報が鳴り響く。
<緊急事態発生!緊急事態発生!ヴァイパー1、オメガ1、ケルベロス1はセント・ヒューレットへ急行せよ!繰り返す!>
「いきなりかよ、くそ!」
「いってる場合か!いくぞ!おいリンダ!エド離してやれ!」
「了解。」
「よっしゃ!いくぜ!」
マクネアリ空軍基地
滑走路
<ヴァイパー1、離陸を許可する。>
「了解。テイクオフ!」
俺は愛機、Fー14Bを加速させ、機体を離陸させる。
<ヴァイパー隊、高度制限を解除、貴機の幸運を祈る。オメガ1、続けて離陸せよ。>
セント・ヒューレット軍港
付近上空 10000フィート
俺達3機は編隊を組ながら軍港を目指す。
そこに、先に到着していたのであろう、AWACSから通信が入る。
<こちら空中管制機、サンダーヘッド。レーダーで捕捉。貴機らの所属を伝えよ。>
<こちらは、マクネアリ空軍基地所属部隊。Fー15Eがケルベロス。Fー14Bがヴァイパー、F/Aー18Cがオメガだ。これよりそちらに加わりたいが、詳細がわからん。教えてくれるとありがたい。>
<了解。現在、出航中の空母、ケストレルが、ユークトバニア軍機による攻撃を受けている。諸君等の任務は、空母ケストレル、並びに随伴する艦隊の援護だ。絶対に沈めさせるな!>
「ヴァイパー1、了解。」
俺はそう言い、機体を左に水平旋回させる。
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