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セント・ヒューレット軍港
軍港では空母ケストレルを中心とした第3艦隊が、軍港を離脱しようと出航を始めている。
空には、ユークトバニアのAー6Eを中心とした攻撃部隊。それに対するオーシア軍機が数機。数だけ見れば、圧倒的に不利だ。
<喧嘩は数じゃない。要は戦い方だ!ケルベロス1、交戦!>
<了解!オメガ1、交戦!>
「ヴァイパー1、交戦!」
俺達は各々交戦を宣言、敵機攻撃を開始する。
<こちらウォードッグ隊、ブレイズ。マクネアリ基地隊、支援感謝します。>
突然通信が入る。恐らく、あのFー5E部隊であろう。
<こちらオメガ1。俺達はまだ何もしてないぞ。>
<ええ。そう言ったらあれですよ。>
「いただきだ。ヴァイパー1、フォックス1!」
俺は敵Aー6Eに対し、スパロー中射程ミサイルを発射する。
ミサイルは距離を伸ばし、Aー6Eの機首を破壊する。
「喋ってねえで敵を落とせ。食い扶持が減るぞ!」
<了解了解。>
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