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オーシア連邦
北部 カーウィン島上空
俺は基地司令を後ろに乗せたF/Aー18Fを駆り、カーウィン島上空までくる。隣には、エドのF/Aー18Eが飛んでいる。
が
「司令。ケストレルはおろか、船1つ見つからないであります。」
<ああ。まだここには来てないさ。>
<早く言ってくださいよ、司令~。>
どっちなんだよ。ケストレルっつったりカーウィン島っつったり。まあ、スーパーホーネットだしどっちでもいいんだけどね。
セレス海
俺達は、洋上に浮かぶ、ケストレルと、それに随伴する艦隊を発見する。
<こちらマクネアリ部隊。ケストレル、着艦許可を。>
司令が無線にそういう。
<こちらケストレル。着艦を許可する。>
<感謝。さあ、着艦しろ!>
「イエッサ。」
俺はそれだけいい、着艦態勢に入る。
ランディングギアと着艦フック、フラップを降ろす。
実際、着艦なんてかなり久しぶりだ。
オーシア軍の戦闘機乗りは、訓練時に通常着陸に加え、着艦訓練もさせられる。俺の着艦はその日以来だ。
俺は微調整をしながら、空母の甲板に近づく。
メインギアが甲板に接地。続けてフックが2番ワイヤーに引っ掛かり、機体を強制的に停止させる。
<着艦を確認。ようこそ、ケストレルへ!>
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