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西側
ゲイルside
空には既に、ノースオーシアグランダーI・G社が雇った、オーシア、ユークの好戦派の軍人が乗る戦闘機が多数飛び交っていた。
「ラーズグリーズに敵機を近づけさせるな!彼らが希望だ!」
戦闘は既に格闘戦に移行している。
敵機は、Fー22やSuー47を中心に、最新鋭機ばかり揃えていた。
<ふっ。戦闘機の性能が、戦闘を左右しないことを教えてやろう!>
無線越しにそう聞こえると同時に、ラーズグリーズの1機のFー14Aが、ラプターを追撃する。
それと同時に、私の機体のコクピット内に、警報が走る。後ろにはSuー47。ピッタリくっついてくる。
「それで後ろを取った気か!」
私は、機体を減速させ、操縦桿を引く。
機体は宙返りし、敵機はそれを追いきれず機体の下を通過していく。
私はすかさず、兵装を機銃にスイッチ。トリガーを引き、機銃を放つ。機銃弾は、敵機の背面に多数の穴を空ける。 <ラーズグリーズが対空火器を掃除してくれた!降下準備!>
対空脅威が少なくなり、ヘリボーン部隊が降下。地上制圧に向かう。
<よしいいぞ!いけいけ!>
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