明日への飛翔

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クーガside 俺は、ユーク兵達と一通り話した後、ブレイズ、フェイトと話しをしている。2人きりだ。 俺はこの時、ある気持ちがあった。この気持ちは、フェイトと会った時からあったもんだ。ただ、なかなか言えなかった。それ以前に、会う機会がなかったからな。 まあ、ぐだくだいったが、早い話が、俺はフェイトに一目惚れしてた。 他愛もない話をしながら、機会を伺う。 が、そんなときだった。 「クーガ!」 エドとニコライ大尉が、ドアを蹴破り、顔を出す。エドの手には、ここで見つかった、ベルカ人の女性のグラビア写真集が握られていた。 「今すぐブリーフィングルームにこい!」 「あ、ああ。」 エドと大尉は、そう言い、すぐにどっかにいく。 「行きましょう、クーガさん!」 やばいやばいやばいやばい!!これを逃すと次はないぞ! 「クーガさん?」 「ああ。・・・・あのよ。」 言ってやる! 「何ですか?」 フェイトは首を傾げながらそう言う。漫画なら、頭に?が浮かんでる感じだ。 「この戦争が完全に終わったら、俺と付き合ってくれるか?」 時間がないから直球で告白する俺。 「え!?」 目を丸くするフェイト。その後、フェイトの顔はみるみる赤くなる。 俺も俺で、顔が真っ赤になってると思う。 「あ、あの!」 「返事は、後でいい。」 「あ、はい。」 「「早くしろ馬鹿!!」」 2人が戻ってきてそう言う。 悪かったよ。
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