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かつて、北オーシア大陸で、巨大な戦争があった。
「ベルカ戦争」と呼ばれ、戦渦は人々を飲み込み、様々な英雄や死者を生み出した。
戦争末期。
戦争の主犯国、ベルカは、連合軍の自国への進行を許すまいと、国境付近の7つの街を、核兵器「V1」で吹き飛ばす。
この光景を目の当たりにした、戦勝国、オーシア、サピン、ウスティオ、そして、オブザーバーとして参加したユークトバニアは、二度とこの悲劇を繰り返すまいと、各国で、軍縮や軍解体をはかる。
あれから15年。
物語は、戦勝国の1つ、オーシアから始まる。
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