プロローグ

2/2
前へ
/172ページ
次へ
かつて、北オーシア大陸で、巨大な戦争があった。 「ベルカ戦争」と呼ばれ、戦渦は人々を飲み込み、様々な英雄や死者を生み出した。 戦争末期。 戦争の主犯国、ベルカは、連合軍の自国への進行を許すまいと、国境付近の7つの街を、核兵器「V1」で吹き飛ばす。 この光景を目の当たりにした、戦勝国、オーシア、サピン、ウスティオ、そして、オブザーバーとして参加したユークトバニアは、二度とこの悲劇を繰り返すまいと、各国で、軍縮や軍解体をはかる。 あれから15年。 物語は、戦勝国の1つ、オーシアから始まる。
/172ページ

最初のコメントを投稿しよう!

524人が本棚に入れています
本棚に追加