524人が本棚に入れています
本棚に追加
2010年 9月27日
それは突然告げられた。
そのとき俺達ヴァイパー隊は、パイロット総出の7機で、3対4のACMを行っていた。
<警告!警告!ヴァイパー隊全機は訓練を中止!直ちに基地に帰還せよ!繰り返す!>
<なんだ?いったい?>
<こちらヴァイパー5。タワー、どうした?>
<詳しくは基地司令から話がある!直ちに帰還せよ!>
「こちらヴァイパー1、了解。ヴァイパー隊全機、RTB。」
俺はそう告げ、隊の連中を引き連れ、マクネアリ空軍基地滑走路を目指す。
マクネアリ空軍基地
<ヴァイパー隊、着陸を許可する。1番機より順次着陸せよ。>
「了解。」
俺はFー15Cのランディングギアとフラップを下ろし、着陸態勢をとり、エアブレーキを展開する。
滑走路にメインギアが接地。続けてノーズギアが接地し、機体を減速させ、そのまま機体をエプロンに運ぶ。
エプロン
「お疲れ様です!」
整備兵が俺に敬礼しながらそう言う。
「ああ。」
「皆様ブリーフィングルームにてお待ちです。お早く。」
「ああ、でも降機チェックやんねえと。」
「自分達がやります。さあ、早く!」
「了解。」
俺は内心、儲けとか思いながらブリーフィングルームに向け走り出す。
最初のコメントを投稿しよう!