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結局放課後になるまで私の上の空は続いた。
浩牙の言葉は思い出せないままだ。
「雅っ!!どっか寄ってこー。」
「えーと、私その「だーめ。
最近全然付き合ってくんないじゃん。」…ごめん。」
「ね、マックでも行こ??」
「んー…よし、わかったっ。」
*****浩牙******
「ただいまぁーっっ!!!
…あれ?」
部屋はしんと静まりかえり、真っ暗だった。
時計を確認する。
19:00
いつもなら雅がご飯を作って待ってる時間。
なんでいないんだろ…。
こんなの初めてだよ。
浩牙はそのままぺたりとフローリングに座りこんだ。
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