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*****雅******
買物袋を持って、階段をかけあがる。
中身は彼の大好きなハンバーグの材料。
すごい遅くなっちゃった…。
浩牙、ふて腐れてるだろうな。
機嫌直してくれるといいけど。
がちゃり
「ただい…ま…?」
しんと静まりかえった室内。
明かりひとつついてない…。
「…浩牙?」
ぱちりと明かりをつけると…
虚ろな瞳のあなたがいた。
「ごめんね、遅くなって。
明かりぐらいつけなよ。
ヒーターつけないで、寒かったでしょ??」
「…」
「浩牙?」
彼のそばには壊れた時計がころがっていた。
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