9人が本棚に入れています
本棚に追加
会社のオフィスにつくと相変わらずにぎやかだった、ゴルフの話……この前行った合コンの話……そして、彼氏・彼女の愚痴を言うやつ
どれをとっても私には関係ない話。
「おはようございます」
いつもどうり挨拶をし、自分のデスクに座る。
「おはよう。莉沙」
隣のデスクに座っている、同僚の松岸 優(マツキシ ユウ)が話しかけてきた
「うん、おはよう優」
私はそう返し仕事の準備をする
「ねぇねぇ、明日レストラン○○で合コンするんだけど……どう?」
キタッ……軽く心の中で舌打ちをした
「どう…ってなんで私なの?」
「いや、実は来るはずだった私の友達が急にダメになって……」
急に口ごもる優をみて簡単にわかった。
「いわゆる、数あわせ……」
呆れて私は聞くと優は軽くうなずいた。
「ダメ?」
申し訳なさそうに優が私に聞く
「わかった、行く」
「ありがとう、莉沙」
急に明るくなった……コイツ……
まぁ、トイレ行くふりして帰ればいいか
そんふうに軽く考えていた
最初のコメントを投稿しよう!