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バツイチの子持ちの年上の女性かあ。お姉ちゃんの持論でいくとこれは……。って私がお姉ちゃんと同じ方向で優衣ちゃんのこと考えたら駄目なんだよね。
私にできるのってたぶん……。
話を聞いたげることだけのような気がする……。
電車の中で、けたたましく喋り続ける優衣ちゃんの話を聞きながら、私は薄ぼんやりといつものお姉ちゃんの話なんかを思い出しながら、何と言ってあげればいいのか分からなくなっていた。
お姉ちゃんの言うことは何時だって極端すぎるんだ。
そして……。いつもそれを聞かされ続けている私は少しずつ洗脳されてる感が否めない。
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