無事

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その後俺達は帰ってきていたお巡りさんに地図をちゃんと返して、道を尋ねてようやく三代高校へと辿り着いた が、不自然なところがある…… 「………なぁ、みんな帰ってないか?」 「…帰ってるわね」 俺たちは前方の光景をまるで他人事のようにして言った そう、俺達が目にしたのは生徒たちがぞろぞろと校門から出て帰っていく光景であった 「取りあえず職員室に行くか!」 今後のことがわからないからな それにしてもかなり視線を感じるな、嫉妬とか嫉妬とか嫉妬とか……… うん、全部嫉妬だ! まあこの女、性格はともかく顔は綺麗だもんな 女の子の横顔をじっと見つめる 「………何よ?」 視線に気付いたのか、目を細めて俺を睨み付ける 「いや、今日の下着は何色かなと思って………」 「死ね」 女の子はそう吐き捨てて校内に入っていった
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