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女性「…アハハハハ!」
バシーン
少年「アグッ!!」
俺は何時もの様に鞭で体を叩かれていた
嫌だ…痛い痛い
俺は必死に耐えた。牢獄と言っても、可笑しくないこの部屋で
女性「アンタのお陰で、私は不幸よ!!…貴族に汚名を塗ったんだから!!」
鞭を持った女性…俺の母『アスナ・レイバーテル』は、唾を俺のさらけ出した上半身に吐く
もう止めてよ…助けてよ…お爺ちゃん
何度も何度も助けを祈った
十歳の俺には、どうしょうもない
何時の間にか、俺は気絶していた
アスナは、それに気付いたのか、牢獄部屋から出て行く
俺は、名前が無い…母が上級貴族『レイバーテル家』の今は父だがお嫁として結婚した
その時、母の子…つまり、俺を含めた4人兄弟の魔法の元…魔力を調べた結果、俺と次男が魔力が無かった
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