1492人が本棚に入れています
本棚に追加
美少女「うわっ!!まだ生きてたの!?」
『フレイム』
第一声と共に火の塊が飛んできた
ジュウゥゥと熱くなったモノに水をかける様な音が響く
焼ける様な痛みを我慢して俺は、
一体…何時になったら終わるかな?
と考える。俺は、母の前では弱気かも知れない
でも妹…『ナナ』や弟の前では、見栄を張って強気でいた
毎日の様に暴力が続く
それが俺の毎日だと…ずっと思っていた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その日の夜。
俺は、早く眠りに着いていた
ただ眠たい…本能の様に眠っていた
ガチャンと鉄格子の扉が開く
暗くなった部屋で、影が入ってきた
少年「…スゥ…スゥ」
影は俺を見つける
ゆっくりと気づかれない様に俺に近寄ってきた
そして、俺を抱き上げた瞬間…影の口元が吊り上がった
最初のコメントを投稿しよう!