崩壊の中で

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それから、俺は泣き疲れ数日歩き続けた 何も食べず、ひたすら歩いた 幸い、心が歪んで集まって出来た結晶…魔物が襲ってこない 砂漠の朝は、熱い 逆に夜は、寒い 幼い俺には、砂漠の気温差に耐えれる筈が無く。徐々に体が蝕まれていく そして、1ヶ月が経った ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 少年「うぅ…うぁ」 1ヶ月間歩き続けたせいか、視界が歪んで見える ー大丈…夫? ー余り無茶しない方がいいですよ? ーアハッ☆こうゆう時は、楽しく行こうぜ ーおい!!倒れんなよ 1ヶ月の間、俺の中に居る人格は、俺を含めて5人居る事が判明した 泣き虫で幼いが、人一倍、強い意思を見せる人格 常に優しく微笑みしか見せなく何を考えているのか、よく解らない人格 全てを楽しみとした変わった人格 キレやすいが、正義感がある人格 そして、レイバーテル家に最凶の復讐をしようと考え憎悪で染まった俺 この体の主導権は俺だが、気絶した時や、自ら主導権を人格に渡す時、交代出来る
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