高校入学

5/6

1人が本棚に入れています
本棚に追加
/73ページ
「一緒いこっ」と、 あかりが言って 一緒に行くことに。 あたしはC組で、 一番階段に近いクラス あかりが何故か周りを キョロキョロし始めた 「どうしたん?」と 訪ねてみたら 「ありさがB組だから」 あーさっき言ってた 名字も一緒の子か... そして、あかりが 「ありさー」と大声 出てきた女の子は 凄く痩せてて可愛らしい 女の子だった。 「あのね、この子同じクラスの子なんだけど、ありさと同じ名前なんだよ」 と、あかりが説明。 ありさちゃんは 驚いた顔をしてるだけ 人見知りなのか 全く言葉が出てこない 「初めまして。よろしく」 と軽く挨拶をして 三人で体育館に向かった 体育館は広く イスが並べられていて 左の席の子は 中学からの友達だった 「同じクラスでよかったね」 なんて話しながら 校長の話しは終わった。 「仲良くしようね」 急な言葉に急いで 右側を向くと、 元ヤンみたいな女の子... 正直焦って心臓バクバク 「うん、よろしく」 と挨拶したら 話しが長引いてしまい 結構仲良くなった 名前は、ななえ 入学式というのに 目の回りの化粧は びっくりしたけど、 元ヤンみたいな感じに 惹かれたあたしも居た。 教室へ戻る途中も ななえとの話しに夢中だった ななえの彼氏は 違う高校だとか、 ななえの中学の子も M高には沢山居るとか 初日に友達が出来て 安心しきったあたし。 教室では10分ほど待つと 担任の先生が来た。 太っている50歳手前のおじさん 優しそうだな-と第一印象 「C組の担任になりました」 と軽く挨拶をし、 先生の手元の出席簿で 点呼を取られ、 生徒手帳などを配り やっと帰宅。 A組の同じ中学だった りえちゃんと帰宅 初日は雨で バスもまともにない 田舎の高校
/73ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加