『蠢動』

2/18
前へ
/387ページ
次へ
僕は目を疑った。 季節は冬。 クリスマスを間近に控えたこの時期に夏服のセーラー服。 いや、確かに驚くべきところだが僕が目を奪われたのはそんな事じゃない。 むしろそんな事はどうでもよかった。 そんな不思議な姿を吹き飛ばすかのような少女の美しさに僕は見とれる。 漫画やドラマで一目惚れで雷に打たれるシーンがあるけどまさにそれだ。 体の中を凄まじい勢いで電流が駆け巡る。
/387ページ

最初のコメントを投稿しよう!

371人が本棚に入れています
本棚に追加