『迅雷』

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「ちょっと!なんで無視すんのよ!!」 「ほっといてよ…僕は一人で歩きたいんだよ」 「そんな事言ってるからイジメられるんでしょ!」 「もうイジメられてないよ」 こんなやり取りが毎日のように行われていた。 消極的な僕をいつも映美はほっとかない。 小さい時からずっとだから慣れてはいるが少しうざったい感じもする。 でもこんな関係も悪くない。 僕はそう思っていた。
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