シンメトリー

そんな風に言えるのは活発で強気な映美だからだよ。なんて言えるはずもなく僕は黙って歩く。それ以上、会話はなく気が付けば学校に着いていた。授業が始まっても僕はボーッと窓の外を眺める。内容なんか半分くらいしか理解出来ない授業なんてどうでもいい。仕返し… 映美の放った一言が僕の心に響く。出来る物ならとっくにやってるさ。なんか嫌な一日だなぁ…

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