激動の大日本帝国

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そうした世界の情勢はドイツでは主だった指導者は現れず未だ敗戦から立ち直れずにた 1941年10月、アメリカがハル・ノートを日本に送り最後通告をしてきたのだ…… 大本営では連日協議を行い米と戦争するか否かを決めかねていた。 東條英機首相兼陸相から切り出した「今日は重要な決定をしなくてはならん、日本存亡の危機と言っても過言ではござらん」 この時の内閣の陣容は東條英機をはじめ、杉山陸軍参謀長、嶋田海相、米内軍令部部長、蒔田蔵相、中川外相、木戸内府である。 「海軍は未だ開戦に反対かね?」と、東條は不機嫌そうに海相と軍令部にたずねた 海軍としては反対です。 いかんせん燃料が足りません。それに、今戦争を始めたら日本だけが世界の国と戦う事になりますから…
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