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なるほど…確かに新人がいきなり「先輩」はまずいからな
涼「わかりました、気をつけますね」
杏『よろしくね! さて、ここが編集部よ』
小宮先…小宮編集長がある一室の前で立ち止まった
看板には〔編集部鉄道部門〕と書かれていた
涼「…鉄道部門ですか?」
杏『そう、ここの編集部は鉄道関係の記事を専門に書いている所なの。まあ詳しくは中で………あれ?』
小宮編集長はポケットの中を探っていた
涼「編集長?」
杏『ごめんなさい…カードを編集部内に置いてきてしまったみたい…』
涼「はぁ、今後が心配だなぁ… 受付でカード頂いて良かったですね」
そう言って俺はカードを差し込んだ
ピッという音がして、扉のロックが解除されたようだ
杏『ありがと、慌てて出たから持ってくるの忘れたのかな』
小宮編集長は苦笑いしながら扉に手をかけた
杏『それじゃ、中に入るわよ!』
今日から楽しくなりそうだと、俺はワクワクしながら中に入った
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