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竹「先生こそドラえ・・・・・」
三平「ブッ!?」
三平が慌てて、竹をつついた。
恵一「ドラえ・・・・の続きが気になるなぁ?・・・・・・・・・・・竹、もう一度職員室に入ろうか」
竹「い、いや!先生は、のび太君のようにバカな自分を支えてくれるドラえもんのようなお方だと・・・・・!!」
竹がそう言って、誤魔化す。
三平「竹~・・・先にラウンジに行ってるから」
竹「ちょっ!?まっ!」
竹が引きずり込まれるように、職員室へ姿を消した・・・。
三平「はぁ・・・・・・面倒見切れん・・・・・」
三平がそう言って、一人ラウンジに戻った。
(ラウンジ)
三平が戻った時には、ラウンジにはだいたいいつものメンバーが揃っていた。
三平「はぁ・・・・・・・・・・・・・・・アイツは、本当にアホだ」
三平が溜め息混じりに、席についた。
御神「三平お疲れさん!・・・・・・・・・・・・・今度は、竹の奴は何をやらかしたのさ?」
この中で、ただ一人の上級生である4年次E組、御神愛莉がそう言って、三平を見た。
三平「放送局の備品のカメラで、恵一先生のピカピカの頭を撮りまくった挙げ句に、説教から解放直後に、恵一先生をドラえもん呼ばわりして職員室に逆戻りさ・・・」
御神「あはは!!マジですごい!・・・・・・・・・・・・・・・・竹の奴も度胸あるね!」
御神さんがそう言って、爆笑する。
章「それにしても・・・・・・・・・・・・・・よく、カメラを使ったのが竹だって、わかったよね?」
章がそう言って、三平に尋ねた。
三平「恵一先生にあのような暴挙を働けるのは、この学校にアイツしかいない!」
御神「言えてるねぇ!」
御神さんがそう言って、ペットボトルを片手に笑っていた。
御神「あ!海野ーっ!!」
海野「よーす!お前ら!」
純平達と同じ、同学年で3年次D組の海野翔平も生徒会の仕事を終えて、ラウンジに駆けつけた。
海野「なんの話しをしてんだ?」
純平「竹が職員室に呼ばれた話し」
海野「あ~!あのスキンヘッド特集のビデオね」
海野が笑いながら、みんなを見た。
海野「竹の奴、ご丁寧にナレーションを入れてたからな!ありゃバレるだろうよ」
章「マジで!?ヤバい、聞きたいんだけど!!」
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