屯朋高等学校

6/12
前へ
/608ページ
次へ
三平「あ~!ちくしょう・・・・・・・ナレーションめちゃくちゃ聴きてぇ!」 みんなが笑いながら、そう言う。 純平「そういえばさ、さっき授業で習ったんだけどさ・・・・・・・・・・・・・・・・この学校の開校した年と、柿崎中将率いる宇宙怪獣と対戦した年って、同じなんだってさ」 純平がそう言って、みんなを見た。 和彦「ああ、知ってるよ!・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 章「てか、建ててすぐに校舎移転したよなぁ・・・・・・・」 御神「あれ?あの校舎は、前あった建物を使っていたから、学校としては新しいけど、建物としてはめちゃくちゃ古いんだよ」 御神さんがそう言って、章に説明した。 竹「やっと解放されたー!!」 水を得た魚のように、竹がハイテンションでラウンジに戻って来た。 三平「バカが来たぞ!バカが!」 海野「竹!!お前、めちゃくちゃ最高だ!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ただ、ビデオは抜かないと」 竹「すっかり忘れててさ!」 竹が笑いながら、席に着いた。 純平「竹、早く食べないと時間がなくなるよ?」 竹「マジ!?」 竹がそう言って、急いで弁当を食べる。 章「ところで竹、聞いたよ!・・・・・・・・・・・・・・・・・ナレーション付きで、恵一先生のスキンヘッドをビデオに撮ったんでしょ?」 竹「ああ!・・・・・・・・・『夏の日差しが眩しいくらいに、私の目が遮光板を必要とするぐらいの輝きが・・・・・・・・』とか?」 竹がそう言って、ナレーションの一部を公開する。 三平「バカ野郎・・・・・・面白すぎる」 三平が竹に、突っ込みながらそう言う。 周りのみんなも爆笑していた。 純平「そういえば、次の時間は何だっけ?」 三平「俺は、単位を落としているから、次の授業はない」 竹「俺は、次の授業をサボる予定だから、次の授業はない」 三平と竹がそう言って、答える。 章「次は、恵一先生のマーケティングでしょ?サボったら怒られるよ・・・・・・・・・・・・・・・・・ほらほら」 竹「やだぁ~・・・・・・・眩しい~・・・ピカドン」 章「先生に聞かれたら、大変だよ」 章がそう言って、竹を引っ張りながら教室へ向かった。
/608ページ

最初のコメントを投稿しよう!

160人が本棚に入れています
本棚に追加