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「そーゆう意味じゃなくて、戦いに使える技術とかでだよ」
「な~に言ってんのよ、そんなもんアンタにあるわけ無いじゃない」
「お前そこまではっきりと言うか~、普通」
グレイは少し落ち込んでいる。
「あ、でも」
リリィは何か思い出したように呟いて。
「なんだ、 何かわかったのか?」
グレイは少し期待しながら聞いた。
「わかったって言うか、アンタ確か昔、剣術が強かっただわよね?」
「まぁ確かに得意だったけど、もうすぐみんな肉体強化出来るようになるから、俺じゃ目で追えなくなるぞ」
「アンタ、魔法0と言ってもさすがに目に集めて、視力上げるぐらい出来るでしょ」
「確かにそれくらいの魔力はあるな、肉体強化までは出来ないけど」
小さな希望が見えてきた。
「そうとなればさっそく、練習だぜ」
グレイはやる気にみちている。
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