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   回想のように聞こえてくる。  もちろん、  互いには聞こえてない。  舞台の上手に丹依。  下手に桜依がいる。      丹依  「神様。神様、お願い。   どうか……どうか、   見捨てないで下さい。   守ってください…」      桜依  「いないんだっ!!   いないんだよ……!   誰か、誰か探して…   お願い、手伝って!」      丹依  「神様が約束を   してくだされば、   私は神様に全てを   捧げましょう。   望むのでしたら…全て。」      桜依  「裏切ってない!   いつも、この村の為に…   ……嘘つき、   みんなの嘘つきっ!」      丹依  「私は神を恨みました。」      桜依  「姉さんを助けて、神様。」    
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