難民と桜木一族

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珠洲と矢禁の国境付近では、 戸田軍の兵士が見張りをしている。 最近、永井軍の動きが慌ただしいと 報告を受けた昌徳は国境警備隊を 増やしたのであった。 そして、信也と賢太は 元の時代の知識を活用していた。 兵農分離の案は採用され 様々な活躍を評して 足軽大将まで出世した。 今は特別に兵を与えられ 武器の開発と訓練に明け暮れていた。 暇さえあれば、巧の捜索をするが 未だに手掛かりは見つからなかった。 一方、矢禁では 民を強制的に集め 労働と兵士に分け 国力を高めていた。
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