難民と桜木一族

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しかし、次第に民は反抗し 山の奥地に逃げ込んでいった。 山の奥地では反永井軍の意を 示している桜木衆がいる。 民は桜木衆に助けを求め 逃亡していくのだった。 永井義元は幾度も桜木衆に 軍を差し向けたが、山の中故に 奇襲を繰り返され、敗退していた。 そして… 時代は大きく動こうとしていた。 桜木衆の本拠地では 軍義が行われていた。 「義元の刺客に決まっておる!」 老人が床を叩きながら、 怒鳴り散らした。 「まぁまぁ、落ち着かれよ。橋波殿」
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