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途中で別れて、俺と真希は2人で帰っている。幼なじみという事もあり家は近所だ。
俺達はどうでもいい話をしながら歩いていた。
「あのさ… たっくんて、そこそこルックスが良いのに… なんで誰とも付き合わないの?」
「いきなりなんだよッ… 別に理由なんてねぇよ。 まぁ、強いて言えば… 好きな奴がいるから…かな…?」
「え…? たっくん好きな人がいるのぉ? 誰!?」
真希はニヤケながら追求してきた。
(あぁ… 真希… お前の事だよ。初めてあった時から今まで…
ずっと真希の事が好きだ。
なんて事が言えれば…
今の俺にはそんな勇気は…)
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