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「誰でもいいだろッ…? つか、真希は好きな人とかいないの?」
俺は真希の質問を回避して逆に質問をした。
「私? うん… いるよ。」
俺は真希の言葉にドキッとした
「へぇ~… いるんだ。誰だよ」
「その人とは幼稚園の時に会ったんだ。優しくて…格好良くて…でも、不器用で鈍感で……今もずっと一緒にいるのに…」
真希は顔をリンゴみたい真っ赤にしながら言った。
(おいおい… その好きな人って… 俺の事か!? いやいや… それはないだろ… でも… もしかすると)
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