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「なんだそれは?」
ハレイがいつから眼を覚ましていたのかは知らないがそう聞いてきた
「これか。これはさっき説明した通りの物だが…《アンチャン、説明ッテ何ノコトダァイ》……前所有者の事を少しな 」
今までは意識がはっきりしてなかった為、真偽の程はわからなかったが意識がはっきりとしている今、見るとやはり驚いていた
《アァ、アイツカ。オレッチヲ作ッテクレタ事ハウレシガアンチャン程、代償ヲハラッテクレナカッタカラナ》
大剣の癖にやたらと饒舌だ
「代償?何の事だ!」
《アンチャンイッテイイカイ、ニシシシシ》
エドワードは小さく頷く
《ニシシシシ、代償ハ人ノ魂ダヨ。ニシシシシ、ヨウハオレッチデ人ヲ殺セバイインダヨォ》
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