第四節 天国か地獄

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「安心しろ。殺しはしない。 今、お前に死なれるとこちらも色々と困るものでな。 いくぞ」 エドワードは相手に意識がないことを理解しながらも語り掛ける そして間を起き合図 エドワードは両手で持ち上げた漆黒の大剣を振り降ろす それから放たれる漆黒の風の刃には名前も何もない だが威力、破壊力は一目瞭然 目を見張るのはその大きさや、存在感だけではなくその風の刃に篭められた魔力 怒の魔力を纏った風の刃には今までの雄叫び、悲痛の叫びに更に見るに堪えない゙負"を上乗せしてハレイに向かう 漆黒の風の刃が放たれて少し経つとエドワードは言った 「裂!」 その文字通り漆黒の風の刃は幾重にも分裂しその全てがハレイ目掛けて唸りながら向かっていった
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