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エドワードは役目を終えて降下するリースを見事キャッチする
「よくやった、リース」
そして、彼女に言葉を掛けた直後だった
エドワードが魔力の球で開けた穴から轟音と共にまばゆい光がリースが作った魔力の球目掛けて噴き出した
いや、噴き出すというより光が魔力の球目掛けて光線のように走ったというべきだろうか
とにかくそれほど一瞬の出来事だったのだ
そして、その光がリースの作った魔力の球を貫いた
その瞬間、貫かれた魔力の球が破裂する
破裂した魔力の球は魔力の波を作り波紋状に広がっていく
それは永遠と思える程遥か遠くまで広がっていく
「そろそろ来る頃かな」
五、六分程して光が完璧に消えた頃
突如、エドワードの回りに様々な属性の魔法が放たれる
決して当たることはないが見事にコントロールされており上手く身動き出来ないようにする
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