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エドワードとクロス、それに続いてリリスがボードの前に立ち試合相手を確認する
そこには
エドワード・クライシスVSフォレスト・マティーニ
クロスVSナイル・マクレーン
と記入されていた
「クロス、相手が誰か知ってるか？」
余り貴族として有名でないのか相手の名前に聞き覚えがなかったエドワードは隣のクロスに尋ねる
「いや、知らないな」
と、一言素っ気なく返すと会話が終わる
その後も二人の間にそんなやり取りが続いていると、後ろから声が掛かる
「やぁぁ転校生の平民諸君！」
そんな無駄にやたらとテンションの高い貴族様が二人の従者のような者を連れてやってくる
「誰だ、この屑は？」
エドワードのその問いに先程と同様の解答
ピキッ、と音が出るような青筋を額に浮かべると
「僕の名前はフォレスト・マティーニ。偉大なるマティーニ家が次期当主とはこの僕のことさ！」
どうやら目の前にいるこの男がエドワードの対戦相手のようだ
「どうやら、この偉大なる僕の相手は君のようだね、エドワード・クライシス君？いや、捨てられた落ちこぼれ君？」
嫌みったらしく述べるフォレスト
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