第三節 情堵不安定な人の心

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エドワードが方舟から他の空間に行く為のドアをくぐった頃ギルドでは……… 白き巨大な塔――ギルドの総本部の総司令室へと続く廊下 そこには、白いローブを身に纏った背丈がおおよそ170~175㎝くらいの人物が怒りのオーラを一目見ただけでも判る程、出しながら総司令室へと向かって歩いていた そして、その人物は総司令室の部屋へと入るためのドアの前に来る そして、一度大きく深呼吸した後……… 「こぉぉらぁぁぁ!!よくも俺をこんな時間に呼び出してくれたなぁぁ!」 その人物は怒声を張り上げながらドアを足で総司令に当たるように蹴り飛ばしズカズカと総司令室へと入って行く 「きゃぁぁあ!」 総司令室にいる総司令らしき女性は突然扉が飛んできたことで悲鳴をあげながらドアを素手で粉々に砕いた 今のを見たことで総司令には見えない総司令が一応実力がそこそこある事が伺える なんていってドアが砕けたのではなく木っ端微塵になったのだから……… .
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